♪♪♪旧年式信号機♪♪♪

旧型信号機




●最近 激減する哀愁の角型信号機●

角型灯器=大きく3つに分けて小糸工業、日本信号、京三製作所が多いのでこの3つを中心に取り上げています。

(1)普通の灯器

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角型両面信号機(日本信号)
車両用信号機は東京都内の昔の角型信号機。最近 LED信号機が普及してから激減しています。特に幹線道路では集中的に角型信号機の数が減ってきていて、場所によっては一本の幹線道路で全滅しているところも少なくないです。数年前までは幹線道路では当たり前のように見れたのですが、残念ながら今は本当に少ないです。それ故に全滅も時間の問題です。時間だけが過ぎていき、悲しいことに日を追うごとに見る機会がどんどん減っていると言うのが現状です。辛うじて郊外(市の裏道)にまとまって残っているところはありますが、今後も急速なLED化による減少が予想されるので撮影するなら今のうちです!! 「ここは角型だったのに!!」と思うような交差点が一気にLEDに更新される場合があるので今後は注意が必要です!! 信号機博物館でも作って置いてほしい気もしますが……。 しかし、これだけデザインのいい信号機が減るなんて悲しいですが……。個人的には今以上 角型信号機をLEDに交換しないでほしいと思っているくらい大好きなのですが……。まあ、時代の関係上、仕方ないでしょうか。なお、伊豆大島には角型信号機は1基もありませんでした。 画像の灯器は日本信号の両面灯器。日本信号の両面灯器に関しては 都心部ではほとんど見つからないです。既に絶滅した区もあります。 他の場所で撮影した日本信号の信号機はここをクリック
京三製作所両面信号機(京三製作所)
これは京三製作所両面タイプです。裏にも信号機が付いています。両面っていい味出していますね。。両面タイプは東京都狛江市では残り1基になりました。 また、東京都中野区はLED化で一気に両面タイプが減り、本格的に全滅の危機に至っています。現在 残り3箇所しかなくそれも今も残っているか微妙です。激しいLED化のためもうなくなっているかもしれません。また、渋谷区内や調布市内も非常に少なくなっています。 京三製作所の灯器に関しては特に両面は都内からの絶滅も時間の問題。23区でも数えるくらいの交差点にしか残っていません。片面灯器はまだ残っています。 もともと 設置している台数が少なく 角型設置時代も小糸が1位、日本信号が2位のシェアを占めていました。
角型両面信号機(小糸工業・小糸製作所・陸運電機)
これは小糸工業で製作された両面タイプの信号機。デザインは今 普及している新型信号機に比べたら全然いいです。作者が角型灯器の中で最も 好きな灯器です。 今まではこの小糸工業の信号機が一番 設置されている台数が多かったです。しかし、現在では殆ど薄型LED灯器に交換され、目撃が困難という状態になりました。信号機のレンズの色が本物の青らしくて綺麗なのに絶滅するレベルまで新型(レンズの色は黄緑)に変えるのは非常にもったいないと思いますが……。 ちなみに上の交差点は既に薄型LED信号機に交換され、消滅しています。セーフでした。 まだ綺麗で使えそうなのに勿体ないですね。
これ以上撤去の対象にしないでほしいと思っています。 こうして 至るところの交差点のレトロ信号機を気にしていくときりがないです。その日に残っていても1ヵ月後にLEDになっているので 気にしていったら 本当にキリがないです。時間を無駄に浪費するのを分かっててもつい 気にして見に行ってしまうというのが 止められないのです。 こちらとしては 出来る限り このレトロ信号機が今のLED信号機みたいに元気に稼動していた姿をここに留めたい気持ちで一杯です。 他の場所で撮影した小糸工業・小糸製作所の信号機はここをクリック

(2)矢印灯器(現在では皆無に等しいです!!)

2008年度は角型矢印灯器が激減しています。2005年の時点で矢印は都内で10数箇所しかなかったので かなりレアで 喜んで写真を撮っていました。 しかし、そんなただでさえ 都内で数が限られている灯器もLED勢力に負けています。 他県では残存しているか 分かりませんが、都内ではもう ほとんどないです。 既に角型時代から矢印も設置されていたという歴史が残らなくなっています。 という訳で せめて このサイトに角型時代の矢印灯器をここに留めておきます。それほど画像をたくさん 撮影しなかったですが、大事に見届けて下さい。 ついでにこの画像は2008年10月25日の撮影ですが、交差点に新しい信号柱が立っているために まもなく交換となります。
続いて日本信号の角型矢印灯器。かなりレトロです。ですが、残念ながら2008年の1月を持ってLED信号機に交換されてしまいました。 流れ方は上の図1の通りです。 ちなみに 周りの丸型電球式信号機も徐々にLEDに交換され、この周辺では電球式自体もなくなりそうです。 このようなレトロな矢印が21世紀まで頑張っていたのをここに留めておきます。

(サンプル図)





続いては小糸工業・小糸製作所の角型矢印。こういった貴重な灯器を探すのは都内では一苦労です。前は普通に見れたのですが。ここは青梅線の河辺駅近く。もう辺りは山が見えます(地元民にはすみません)。都心部ほど交通量の多くないところではこう言った信号機も頑張ってくれます。(2007.7健在であることを確認) LEDに交換されないで頑張ってほしいです。 

(3)変則灯器

こういった縦型の黄黄赤信号機は都内でも非常に少ない中、2010年5月まで残っていましたが、現在はLEDに交換されて消滅しています。最後の雄姿を展示しておきます。場所は府中駅近く。甲州街道のT字路のすぐ近くの信号機です。 悲しくて仕方がありません。 <日本信号>
(サンプル図)

当たり前のように見れた変則灯器。現在では新型に交換されると通常の青黄赤の並びで赤が点滅するという方式に変わりつつあります。 LED率が高くなり、角型が希少灯器となった今、この変則灯器を探すのはかなり大変ですが、残っているだけでもありがたいです。 ちなみに これは2008年2月の撮影です。 ちなみにここは4方向側からの信号機が全て角型です。そのような光景だけは10数年前は当たり前のようにありましたが、今ではかなり希少です。
(サンプル図)

両面灯器ですとここしかないかもしれません。 ちなみにここは2008年12月の時点でまだ健在であることを確認しました。 案外 貴重な灯器は残っているもんですね。 ただ、周りの灯器も 続々と薄型LEDに交換されているので ここも油断はしない方がいいかもしれません。 <小糸工業>
(サンプル図)


(4)ゼブラ信号機


桜坂上の交差点のゼブラです。比較的 錆が少なく 綺麗なゼブラなのでこのまま残ってほしいです。 UP!!

西武新宿線花小金井駅近くで撮影したものです。ゼブラは今や骨董品ですね。 UP!!

(5)丸型旧年式信号機


これは本当に貴重ですね。場所は伊豆大島。かなり前 新宿駅前や皇居周辺はこの灯器が多かったです。東京駅周辺もこの灯器でした。しかし、90年代前半に新型の丸型に更新してから現在はLEDになってしまっているところが多いです。 去年 新橋駅近くに残存していましたが、まだ見ていませんが、昭和通りが一斉LED化しているので残っている可能性は低いです。
東海汽船で大島まで行き、信号機見物への旅にはいいかもしれません。 この灯器はおそらくまだまだLEDにはならないと思います。

同じく伊豆大島。海をバックにこの灯器を撮影してみました。あっ、消灯確認の看板はトンネルの出口の交差点だからです。当分 LED信号機にならない可能性は高いです。また、歩行灯器も 最近では都市部では薄型LED歩行灯器に更新されつつあるので ここのは貴重な歩行灯器になりそうです。

以前までは角型灯器を集中的に交換していてこの灯器は交換の対象になっていなかったので この灯器はまだ見れると思いましたが、さすがに角型灯器が少なくなった現在 この灯器も集中交換の対象になりつつあります。これも 角型の小糸工業と同じくレンズの色が本物の青みたいです。この灯器はLEDの交換が激しくない静岡県に行けば まだ 見れると思います。角型灯器の絶滅後もしばらく残るとは思いますが、台数もそれほど多くないため 都内ではこの灯器を見れるのもそう長くはないと思います。

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